『anyenv』というのが便利そうだったのでメモ書き
概要
プログラミング環境として、anyenvというツールが便利そうだったので参考になった記事を交えつつ、メモ書きとして残していけたらなーと思います。
環境構築(+ ツールについて)
anyenv とは
下記の記事からの引用となりますが、いろんなバージョンのプログラミング環境を管理できるツールになります。
Linuxにおいて、複数のバージョンの実行環境を管理するツールとして、~env(pyenv, rbenv......etc)があります。 この~envを管理するツールがanyenvです。
以下、上記のリンクにも記載されている内容となりますが、リンク先の内容が消えてしまったとき用の対策であったり、自分に必要なところだけ抽出したりということで、まとめています。
anyenvのインストール
事前にインストールにあたって、gitが必要なみたいですね。
sudo apt install git
インストールコマンドと、環境変数の設定については以下の通りです。
本体のインストール
git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
~/.bashrcに追記する内容
if [ -d $HOME/.anyenv ] then export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH" eval "$(anyenv init -)" fi
anyenv-update(アップデート用のパッケージ)
mkdir -p $(anyenv root)/plugins git clone https://github.com/znz/anyenv-update.git $(anyenv root)/plugins/anyenv-update
pyenv
もともとpyenvをインストールするにあたって、anyenvにたどり着いた感じです。その流れでpyenvをインストール方法についてもまとめておきます。
事前に必要なパッケージのインストール。
sudo apt install curl llvm sqlite3 libssl-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev libncurses5-dev libncursesw5-dev python-tk python3-tk tk-dev aria2
pyenvのインストール。
anyenv install pyenv
pyenv-virtualenvのインストール
ある実行環境を元に複数の実行環境を生成したい場合に使うプラグインです。
git clone https://github.com/yyuu/pyenv-virtualenv $(pyenv root)/plugins/pyenv-virtualenv
pyenv-ccacheのインストール
ccashe (詳しくはccacheでC/C++のコンパイルを高速化する - Qiitaを参照) を使うことで、CPython (公式によるPython実装) のインストールの高速化を図るプラグインです。
sudo apt install ccache
juliaでPyCallを使う際のエラーが出たときの対処法メモ
以下のリンクを参考しましたが、下記の方法が自分の場合に解決したので、載せておきます。
CONFIGURE_OPTS="--enable-shared" pyenv install x.x.x
まとめ
anyenvが結構便利そうな感じなので、しばらく使ってみようと思っています。